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SDGsSDGsへの取り組み

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択され、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載され2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
(外務省ホームページより引用)

ホテルJALシティ那覇のSDGs(持続可能な開発目標)に関する活動

ホテルJALシティ那覇は2021年6月に開業15周年を迎え、オークラ ニッコー ホテルズのグループホテルとして那覇の「国際通り」で多くのお客様に支えられ現在に至っております。

私たちはこれからも地域社会の発展に向け、沖縄の先人たちが創り上げてきた歴史や文化に誇りと愛着を持ち、思いやり・優しさ・人を気遣う「チムグクル」というウチナーンチュの心を大切に育みながら、ホテル事業を通じて4つのミッションをテーマとし国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)にその役割と責任を果たしてまいります。

Sakura Quality An ESG Practiceの御衣黄(ぎょいこう)ザクラ取得

ホテルJALシティ那覇は、SDGsを実践する宿泊施設を認定する「Sakura Quality An ESG Practice」認証制度において、5段階評価のうち4番目のRegenerative「顧客が増える程、地域環境をよりよくする施設」の評価にあたる【4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ】を2024年1月19日(金)に取得いたしました。

「Sakura Quality An ESG Practice」認証とは、米国GSTC(Global Sustainable Tourism Council)より、基準の承認を受けた宿泊施設向けのSDGs認証制度となります。

SDGsの17ゴールを172項目の基準に整理をし、独立且つ中立な第三者委員会による認証プロセスを経て、当該認証機関より日本的なSDGs対応を徹底して日々取り組んでいると評価された施設に対して提供される認証マークとなります。

「DBJ Green Building認証(DBJグリーンビルディング認証)」付与

ホテルJALシティ那覇は、「環境・社会への配慮」がなされた不動産を認定する「DBJ Green Building認証」制度において、非常に優れた「環境・社会への配慮」がなされた建物として、2024年11月29日に「DBJ Green Building認証」が付与されました。

DBJ Green Building認証とは、「環境・社会への配慮」がなされた不動産とその不動産を所有・運営する事業者を支援する取り組みとして2011年に創設された認証制度です。不動産のサステナビリティをESGに基づく5つの視点から評価し、主に既存物件の環境性能改善に加え、建築・設計の技術的専門家に限られない不動産に携わる幅広い層のステークホルダーの対話ツールとしてご利用いただいています。

本制度の認証業務は、一般財団法人 日本不動産研究所が実施しており、現在は〈オフィスビル〉〈ロジスティクス〉〈リテール〉〈レジデンス〉という代表的な4つのプロパティにおいて展開しています。(日本政策投資銀行 公式サイトより抜粋)

Mission 1環境への取り組み

館内照明のLED化推進

2012年より客室・レストラン・宴会場・厨房・駐車場などにおいて順次LED化を推進し、節電に努めています。

館内の節水の推進

2018年から全客室に節水型シャワーヘッドを導入し、バスタブに適正水位のシールを貼付して節水を推進しています。また、社員にはバックスペースにポスターを掲示して節水意識の啓発を行っています。

客室エコカードの導入

ご宿泊のお客様が2連泊以上の際、リネン類(ベッドシーツ・ナイトウェア・タオル等)の交換不要やアメニティ(ヘアブラシ・歯ブラシ・剃刀・シャワーキャップなど)の追加不要などをお申し出いただけるよう『エコカード』を客室に設置し、洗剤排水の抑制やプラスチック製品の使用量削減にご協力いただいています。

オークラニッコーホテルズプラスチック循環の取り組み

オークラニッコーホテルズ・商社・プラスチック製造メーカーの3者で連携し、これまで廃材として捨てられてきたプラスチックの端材を、再生プラスチックとして国内グループホテルのアメニティの材料に再利用しております。

プラスチックゴミの削減

2022年4月より客室アメニティ(ヘアブラシ・歯ブラシ・剃刀・シャワーキャップなど)は再生プラスチック含有品やサトウキビ由来原料配合品などに順次切り替え、プラスチック製品の使用量を抑制しています。
客室アメニティに関しての詳細は以下「オークラニッコーホテルズ プラスチック循環の取り組み」をご参照ください。

食品ロス削減

レストランボナペティでは、ブッフェ提供時間を考慮した小皿料理の採用や来店人数に応じた料理補充を通じて食品ロス削減に取り組むほか、農林水産省の「食品ロス削減国民運動~ろすのん~」に参画し、各テーブルにPOPを掲示して食べ残し削減を呼びかけています。また、ホテルでの宴会では環境省の「3010運動」を推進し、食品ロス削減への協力をお願いしています。

ゴミの分別と資源化

廃棄物は那覇市の条例に基づき分別し、回収業者を通じて再利用や適切に処分するほか、残飯は契約先のリサイクル設備で飼料や堆肥に再生しています。

ペーパーレス化推進

館内案内のデジタルサイネージ化や社内の各帳票類を電子ファイルへ順次切り替え、紙の使用量削減に取り組んでいます。

Mission 2安心・安全の取り組み

安全行動基準(適切な感染症拡大防止対策の徹底)

感染症に対して適切な消毒用薬剤を使用しているか、消毒手順は適切且つ効果的か、スタッフの安全は確保されているかなど、適切な感染症拡大防止対策を徹底していることが評価され、安全行動基準検査済みマークである「A Clean Practice」認証を取得しております。

ユニバーサル対応

高齢者や障害のある方が安心して沖縄の旅を楽しめるよう、サービス介助士資格を持つスタッフが丁寧に対応し、フロントには杖置きや筆談ボード、指差し確認シートを設置しています。また、1階ロビーには授乳室やユニバーサルトイレを完備しています。

防火・防災訓練の実施

お客様と社員の安心・安全を最優先に取り組んでいます。2014年に那覇市消防局より防火基準適合表示制度の「金」マークを交付され、以降、自衛消防組織の防火訓練や多言語対応の避難ルートMAPを活用した緊急時対応を整備。さらに、AED講習会の定期開催や台風対策マニュアルの策定により、安全な滞在環境を提供しています。

食物アレルギー/食事制限への対応

レストランや宴会場の料理メニューでは、特定原材料7品目のアレルギー表示を仕入先に確認して明記しており、海外のお客様の宗教上のリクエストにも柔軟に対応しています。

HACCPに沿った衛生管理対応

2020年6月から義務化されたHACCPに沿った衛生管理に努めているほか、年3回外部機関による食品衛生監査を実施しています。

Mission 3地域との共生

教育への取り組み

地域の人材育成や食育推進のため、高校や専門学校に社員を講師として派遣し、調理分野を目指す若者を支援するほか、沖縄県調理師会を通じて保育園や幼稚園での料理ボランティアや地元高校向けのテーブルマナー教室を開催しています。また、「ご当地!絶品うまいもん甲子園」の沖縄地区審査員や技術指導を通じて高校生の夢を応援し、専門学校からのインターンシップや研修を受け入れて職業観の育成にも努めています。

清掃活動や寄付活動

地域と共に発展することを目指し、社員による国際通りの清掃やビーチクリーン、首里城復興支援のボランティア活動を実施するほか、「日本盲導犬協会」への寄付活動を通じて視覚障害者の社会参加促進にも貢献しています。

地産地消への取り組み

沖縄県内の各地域の食材を中心に、卵、牛乳、野菜、果物、豚肉、鶏肉などの主要特産品を提供しています。県内の生産者と連携し、相互交流を強化することで「地産地消」を推進・発信し、生産者支援と地域活性化を目指しています。また、沖縄県南城市の契約農場からは、新鮮で無農薬の水耕栽培野菜を提供しています。

国際通りとの連携

那覇マラソンの警備ボランティアなど各種イベントに参加し、国際通りの活性化に繋がるよう商店街と連携しています。

県内イベントへの参加

沖縄県「食と野菜のフェスティバル」に調理スタッフが参加し、「ものづくり教室・試食コーナー」において食への興味関心を高めるよう取り組んでいます。

沖縄県SDGs登録制度「おきなわ SDGsパートナー」登録

SDGs達成に向けて取り組む企業・団体等を登録し、企業・団体等の取組の見える化を進めることにより、沖縄県内のSDGsの主流化及び認知度向上を図る制度。
ホテルJALシティ那覇も沖縄県とともにSDGsを推奨します。

Mission 4働きやすい職場づくり

安心して働くことができる職場づくり

ワークライフバランスの実現を目指し、育児・介護のための休暇や時短勤務制度、男性社員の育児休業取得を導入しています。また、従業員満足度調査(ES調査)や産業医面談、ストレスチェックを年1回実施し、社員のメンタルヘルスをサポートしています。福利厚生サービス企業との提携により、社員の自己啓発も支援しています。さらに、全社員を対象とした座談会を定期的に開催し、部署を超えた活発なコミュニケーションを促進し、風通しの良い職場環境作りを推進しています。加えて、コンプライアンスセミナーも定期的に実施しています。

社内表彰制度

褒め称え合う組織風土の醸成や仕事に誇りとやりがいを持ってもらうため、毎月優れた業務活動を行った社員をGood job!表彰しています。

人材育成

外部研修の受講やサービス介助士、ホテルレストランサービス技能検定などの各種資格取得を奨励しています。また、若手の調理スタッフが技能五輪全国大会(西洋料理部門)や沖縄県内の料理コンクールに挑戦し、入賞するなど、調理技法の研鑽に力を入れています。さらに、毎月研修テーマを設定し、管理職が講師を務める社内勉強会を実施し、社員のスキル向上を図っています。

外国籍スタッフの雇用

外国籍スタッフを雇用し国籍・年齢・性別に関わらず、誰もが活躍できる職場環境づくりに取り組んでいます。